ロゴデザインには企業の生命感が込められている!
2010年12月13日
昨日は(主催:発明協会県支部 意匠について)グラフィックデザイナー
岸本一夫氏の「デザインの意外性と面白さ!!」というセミナーに
参加させていただきました。
岸本氏は沖縄県に於いてはグラッフィックデザイナーの先駆者であり、数々の
デザイン大賞などを受賞しており、オリオンビールのロゴマークなどを手がけ
られました。
オリオンのロゴマークについて講演されている岸本氏
岸本氏からはデザインのヒント、作品に込めてメッセージ、カタチの答えが無いという
生みの苦しみなど伺い知ることができました。
特に強調していたのが造形的な美しさ、見た目にも商品がイメージできるカタチ、
また、持続的に使用され、将来を見据えたカタチを考えること、日頃から
芸術作品にも興味を持ち、鑑賞力や感性を養うことと述べていました。
それと何と言っても”デザインを楽しむコト”ですと述べられました。
あのオリオンビールのアルファベットロゴマークの斜めに切られている秘話として、
宇宙船が大気圏に突入する際、安全な角度が45度という事が脳裏をよぎったので
それをヒントに、同じ角度で文字を斜めに切り取り「生命感を埋め込んだ」と
話されました。
やはりあのロゴは様々なプロセスから誕生している。
それで今でも色あせることなく、心に響いてくるのだと思い知らされました。
その後、手前みそですが「木のホワイトボード」商品開発の事例を発表させて
いただきました。
この様なお話が聞けた事に感謝です。
Posted by ゆきはる at 00:49│Comments(0)
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