地球にやさしい、牛にもやさしい有機肥料
2009年03月10日
木のホワイトボードを制作している木工房樵(きこり)では、もう一つのモノづくりを
行っています。
それも地球にやさしい、人にやさしい、牛にもやさしい取り組みをご紹介します。
工房から木工製品の製作にあたり当然のごとく残材として木切れやかんなくず、
おがくずなどが出てきます。
特にきめが細かいおがくずの処理について長年の課題でした。
又、「おがくず」は産業廃棄物に指定されていて廃棄物処理法に基づき
産業廃棄物処理施設で時間をかけて処理しなければならなかったのです。
しかし、その「おがくず」を何か再利用できないものかと思案していたところ、
「おがくず」が有機肥料になる!という情報を知り、早速、取り組んでみることにしました。
そして、工房から出る「おがくず」と牛糞をバランスよく混ぜ合わして発酵させ、
完全に熟成させた後、有機肥料として使用できるようになりました。
[工房から出たおがくず]
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[おがくずを牛床に敷く]
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[有機肥料である発酵牛糞堆肥が出来る]
その『発酵牛糞堆肥』はふかふかで、ニオイもほとんどなく通気性がよく、
保水性、排水性などに優れた土壌となります。
父なる太陽のエネルギーにより、母なる大地に有機肥料を与えることで、
豊かで自然の土壌が生まれ、花や実をつけるものだと実感しました。
又、牛舎の床に「おがくず」を敷くと牛にとっても暖かく、滑り止めにもなり、
糞尿を吸着しやすく堆肥化しやすいので常に清潔な環境が保たれます。
《木のホワイトボード》のサイトはここから↓ ↓ ↓
http://www.wood-eco.com/company/eco.html
Posted by ゆきはる at 11:50│Comments(0)
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